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BLUEVALLEY

by BLUEVALLEY

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1.
Mermaid 02:30
静寂抜けて ひらりひらりと 悲しみ彼方へ カナリヤ 真夜中何時? くるりくるめく 面影踊るよ 旅人 ロマンティック駆け抜けて 告げられない言葉つづる 風纏い 泡は唄を贈るよ 静寂抜けて するりするりと 悲しみ彼方へ カナリヤ 真夜中何時? くるりくるめく 面影踊るよ 待ち人
2.
Sunset 追うよ 唄声 Sunset あの日の彼女 Sunset 波打ち光る 物語 ありったけ注ぐ朝 とびっきり苦くね ひとっ飛び 雨雲 隙間から伸ばしたら ありったけ注ぐ夜 とびっきり甘くね ひとっ飛び月空 ガラス越し 繋ぐ星 Sunset 追うよ 唄声 Sunset あの日の彼女 Sunset 波打ち光る 物語 Sunrise 追うよ 唄声 Sunrise あの日の彼女 Sunrise 風吹きなびく 物語
3.
Society 03:00
ざわめく声に蓋したら 分かり合うフリ 繰り返す日々 彷徨い消えては浮かぶ 意味のない言葉に踊らされて 宇宙の果てまで舞いのぼる 「分かってる」 君の全部 勘違いして 繰り返す日々 彷徨い消えては浮かぶ 他愛ない正義に阻まれて 地底の隅から眺めるわ ぼやけた輪郭なぞって 適当に固めておいた 一寸先の不安な僕 ぼやけた輪郭なぞって 適当に想像した 一寸先の輝く僕 ざわめく声に蓋したら 分かり合うフリ 繰り返す日々 彷徨い消えては浮かぶ 意味のない言葉に踊らされて 宇宙の果てまで舞いのぼる 「分かってる」君の全部 勘違いして繰り返す日々 彷徨い消えては浮かぶ デタラメな常識をかざされて 手のひら裏向け返さない
4.
Person 02:04
I wanna be a bird flying in the sky 息を飲んで見降ろしてる I wanna be a bird flying in the sky 風を掴み羽を捨てる I wanna be a fish swimming in the sea 泡を吐いて確かめるよ I wanna be a fish swimming in the sea 無重力で自由になる ライトを消して 僕見えなくなったら 希望に満ちた世界で暮らしましょ 目を見開いて 快楽に沈む 痛みも忘れ 狂ったりしちゃうかな? I wanna be a cat walking in the town 足と手とで地面鳴らす I wanna be a cat walking in the town お腹すかせ腹を据える
5.
Pinhole 03:13
今日も来ない君を迎えにいく 窓越しのモーニンググローリーか 煙まとう髪の先っぽまで 色を魅せてくれる光のようだね 「明日は来るの?」 届かない真空 大抵のことは分かりはしないから 腐食していく指先見つめる 錆を溶かす塩とライムのようだね こぼして 見えない乱反射 木漏れ日 見せてよピンホール 晴れるは 満ちたらファンファーレ ハレルヤ 見入るスーパーセル こぼして 見えない乱反射 木漏れ日 見せてよピンホール 晴れるは 満ちたらファンファーレ 晴れない 空から ひかれあお
6.
Amethyst 02:49
並ぶシルバーエンブレム 消えた瞳の先 見飽きて つなぎとめるため紡いだ 後ろ髪伸ばす甘いセリフ 曖昧に クマのぬいぐるみ被った僕は いつかのヒーローさ 支配されし寂しい君 瞼の裏 眩いているの 幼き無邪気な凶器 振りかざす 雨降り トンネル戻る まだいるの? 覗く電波の向こう側 契り交わした つつじの蜜 塞ぐ耳が引き寄せたよ アンダーワールド 微睡む虚像 幼き無邪気な狂気 ここはどこ? アメジスト 放つ真実すり抜けて
7.
遥か彼方 届くメロディ 跳ねた雫 なぞるあの子 泡の中で 響くメロディ 告げた文字と 浮かぶあの子 そっと降る君を隠すように 閉じ込めた粒を 散ったのか 霧が晴れるように 溶け出したなら
8.
Yume no Uta 04:07
東の空が明るくなったら 連れ出すわ 君は不機嫌で寂しそうな目ね 名残惜しそう 真っ暗闇から響く 踏切がカンカンカンカン ぐっと引き寄せて もっと I walked around the city まだ見ぬ君の影追いかけて 心弾むよ ルンルンルンルン I walked around the city まだ見ぬ君はどこにもいない みちしるべは 未知を隠す 後ろ振り返る 眩しくて瞼閉じちゃうわ さあ巡り会いましょう 記憶はいらない 任せなよ 真っ暗闇から響く サイレンが ファンファンファンファン ぐっと引き寄せて 君を I walked around the city まだ見ぬ君の影追いかけて 扉叩くのトントントントン I walked around the city まだ見ぬ君はここにもいない みちしるべは 君も隠す
9.
Signal 02:15
大事なものだけ残しておいて 挨拶交わしはじめたら 呪文唱えて指を鳴らすよ 合図は意外と急なものね まだ来ないで 傷つけそう もう来ないで アテがないの まだ来ないの? 気付いたのに もう来ないよ 呆気ないな 大事なことは言わないでおいて 相槌交わしはじめたら 呪文聞こえたフリをしちゃうよ 明日にはいつも通りでしょ? 大事なものだけ残しておいて 相槌交わしはじめたら 呪文唱えて指を鳴らすよ 合図はもう逃しやしないよ
10.
High School 02:28
教室の窓は狭くて いつだって飛び出せそうなの 掻き立ててくるのは退屈 約束忘れないでよ 卒業まで待ちに待ったの あの話の続きを聞かせて 大き過ぎるヘッドフォン 重ね過ぎたカセットテープ とっておきはギンガムチェック 渡り廊下はどこへ続くの? 茜色に光る荷台 いつだって特等席だね あいつの背中は何色? 教室の窓は狭くて いつだって飛び出せそうなの 掻き立ててくるのは憂鬱 ドラマティックにかけ算したね あの頃の影姿 おぼろげなフィルター越し眩しい
11.
Summer 03:37
目の前の景色がなんだか 昨日までとは違って見えるの 色付き光る世界は 君を通り過ぎ 目隠し外した ぶつかり合えば上昇気流 「綺麗だね」ってコントラスト 絵の具で潰す世界は 僕が描くはず 巡り続ければ 風に乗っかって 飛び抜けよう 雨も浴びて 虹を渡れば 辿り着けるから 目の前の景色はやっぱり 昨日までとは違っているよね 色付き光る世界は 君を引き止めず 背中見つめてた ぶつかり合えば上昇気流 「綺麗だね」ってコントラスト ひつじ雲たちの世界は 僕が描いたのさ 未来をイメージして 風に乗っかって 飛び抜けよう 雨も浴びて 虹を渡れば 辿り着けるから
12.
真っ白く 静かに泣いて 真っ青に 大きく伸ばす 真っ赤へと 遠のき染めて 真っ黒に ゆっくり投げた 真っ白く 静かに揺れて 真っ青に 大きく振るう 真っ赤へと 遠のき沈み 真っ黒に ゆっくり泣いた しがみついてみようかな 怯えないで 掴んでいいの 背く瞳許したら さようなら言えないから 真っ白く 静かに揺れて 真っ青に 大きく伸ばす 真っ赤へと 遠のき染めて 真っ黒に ゆっくり投げた しがみついてみようかな 怯えないで 掴んでいいの 背く瞳許したら さようなら言えないかな
13.
Boys & Girls 04:22
出口探す女の子 ローカル列車に乗って 抜け道知る男の子 最終列車乗り込む 漂う煙ソファに染み込む 火を付けたなら 幻想的ね 雲に浮かべましょ 言葉に縛られ 安らぎを見送る 影落とすあなた 誰かの想像 出口探す女の子 夜は苦手 震えてる 逃げ道知る男の子 朝までいるよ怖くない 漂う煙ソファに染み込む 火を付けたなら 幻想的ね 雲に浮かべましょ 心に縛られ 花びら詰み贈る 光差すあなた ユートピアの虚像 言葉に縛られ 安らぎを見送る 置いていけ昨日に 足枷外すのよ

about

ノイジーでオルタナティヴ、チープでローファイ、キラキラでジャングリー。シンプルな言葉のリフレインとアンニュイで少し甘いVOICE。ベースレスというスタイルが持つ「欠けていることによる完成」というサウンドや叙情性と初期衝動が絶妙に入り混じった世界観は、体温は低いようでいて内面の熱量の行き場を探している2022年のリアリティを感じる。
90〜00年代のオルタナティヴ/ローファイ/インディーポップからの影響が色濃く、60'Sサイケデリックやクラウトロック的な匂いも感じとれるサウンドとポップ・ミュージックの歴史をサンプリングしたような軽快な自由さ、言葉を発して音を鳴らすという衝動が詰め込まれた1stアルバム。

Noisy and alternative, cheap and lo-fi, sparkling and jangly. The sound of "perfection through lack", which is a result of the bass-less style, and the worldview that is a perfect mixture of lyricism and initial impulses, give the impression of a reality in 2022, where the body temperature seems low but the inner heat is looking for a place to go. The album is a realistic representation of 2022.
The influence of alternative/lo-fi/indie pop from the 90s and 00s is strong, and the sound has a whiff of 60's psychedelic and krautrock, a light-hearted freedom that seems to sample the history of pop music, and the urge to say words and make sounds. The first album.

credits

released September 26, 2022

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all rights reserved

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about

KiliKiliVilla Tokyo, Japan

Founded in 2014, the company released a number of artists from the Japanese underground scene, with a focus on indie ,punk, garage rock and hardcore and  We have reissued many of his past works and his selection is trusted by core music fans.

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